2022.06.08

レース用のコーティングって何が違うの?

ずばり、大きく違うのはメタルの量

そして、レース車両にコーティングする目的は

タイヤカスを付きづらくする

これに限ります。

タイヤカスというのは厄介で・・

スーパー耐久やスーパーGT等のレース車両は

ホイールやインナーハウス内が超高温になります。

(Twitterに投稿されたGR86/BRZ Cup 練習走行時のブレーキ動画です)

タイヤカスがホイールやインナーハウスに付着し、

その後冷えると・・取り除くのにかなりの時間が必要になります。

そうなると、走行中にタイヤカス分の重量も増えるし、

メカニックさんが掃除する時間も増えてしまいます。

そう、これらを改善するためにコーティングを施工するのです。

ちなみにこの「レーススペックナノメタルコーティング」

毎年テストを実施しております。

なぜかというと

毎年使用されるタイヤの癖が変わるからです。

タイヤそれぞれの癖に合わせたコーティングを

毎年開発し、テストし、製造しております。

今年ベストな状態で一緒に戦えるコーティングということです!

レースで洗練された技術が、お客様の元に。

この「レーススペックナノメタルコーティング」の技術を応用して

開発・製造したのが、皆さんよくご存じの

「ナノメタルコーティング」です

もちろん、お客様が普段乗られるお車は

「タイヤカスの掃除が面倒で・・」

なんてことはないですよね。

じゃあ何を目的としているのか?

実は、艶や撥水だけではなく

「綺麗が長持ちすること」

つまり、

「洗車が楽で、洗車した後の綺麗が長持ちすること」

を目的としています。

そもそもナノメタルコーティングは

「レアメタル」が配合されているので

他のコーティングとは少し違うよ!

ということは前回お話ししました。

(ナノメタルコーティングについての記事はこちら)

主に違うのは3つ

・帯電防止機能

・UVカット

・遮熱効果

この3つが、レアメタルが配合されているから得られる効果です。

実は他にも・・

(ここからはちょっとマニアック↓)

ナノメタルコーティングは、ガラスコーティングですが

レアメタル(希少金属)が含まれていることによって

「金属皮膜」を形成します。

するとどうなるか?

一般的なガラスコーティングより、

光が当たった時、より美しさを増します。

ツヤッツヤな細かい金属に光が反射してすっごいなんかキレイ

みたいなイメージです。

残念ながらナノメタルコーティングは、

業者様しか扱うことができません。

一般のお客様は、コーティングされた車を見て触ることによって

ナノメタルコーティングというモノを体感することになりますが、

DIY向け商品も販売されております。

比較的手軽に「ナノメタルコーティング」という商品を

体感して頂けることが出来ます。

ダイワプロテックはこれからも

お客様の悩みを解決するために

精進していきます。